みなさんこんにちはわかやま熱中小学校事務局です😊
本日、8月19日(土)に「わかやま熱中小学校 第五回目授業」が行われました✨✨
今回は、「若宮正子 先生」に授業を行っていただきました👏
講師プロフィール
最高齢プログラマ―
若宮正子 先生
授業テーマ「すでにはじまっている未来と日本の今」
ご存じの方も多いかと思いますが、若宮先生はなんと58歳からパソコンを勉強し、IT・インターネットの世界へ入っていったそうです。
まずその時点から、すごいとしか言葉が出てきません。
そこからお年寄りでも楽しめるアプリの開発を行ったりと、様々なことを経て、今もなおあらゆる場所で活躍をされているそうです。
そして授業のテーマにもある通り、「すでにはじまっている未来と日本の今」ということで、
ある海外の事例として、役所と国民の間での紙のやり取りを廃止した という事例をご紹介いただきました。
たとえば、日本でもコロナワクチンの接種受けてくださいね、といった案内は郵送で来たと思います。
しかし、その国では、既にそういった紙を廃止し、すべてスマホ等を使った電子機器を通してお知らせをするといった風になっているようです。
日本では絶対に考えられませんよね。
では、なぜ日本はそんなにも電子化に遅れているのか。
たとえば、身体の不自由なお年寄りが生活している際、起き上がってテレビを見ることができない。
そんなときは、ヘルパーさんが介助してあげていますよね。 そうではなく、テレビがボタン一つで自動で位置が変われば人を使うことなく、
機械が自分で動いてくれ、お年寄りも寝たまま見ることだって可能です。
そういったように、機器が変わればより豊かになっていく。と教えていただきました。
たしかに、なんでも人が手伝ってやってあげようという国民性が逆に電子化の進歩を阻んでいたのだと思うと、非常に面白い話ですよね。
また機器だけではなく、やはり人もしっかりと機器を使いこなせるようになっていかなくてはならないと仰っていました。
新しいものを使ったりするのは、だれしも難しく、時間がかかるもので、使いこなすまでに「あぁもういいや」とあきらめてしまいがちですが、
そこをあきらめずに、覚えることはやはり重要だといいます。
災害時でも、今では携帯にアラームがくるようになっていますが、携帯を持っていない人はどうでしょうか。
大雨で雨戸を閉めていれば、外の放送も聞こえません。 そういった人こそ本来は一番避難しなくてはならない人なのに、
そういった人が情報を取れないと、命の危険まででてきます。
スマホ1つ使えるようになるだけで、自分の命も守れるというわけです。
といったように、やはり日本はまだまだデジタルに対して遅れや抵抗があり、なかなか進まないのが現状のようです。
そういったところを克服した先に、より便利で安心な社会が待っているのかもしれませんね。
次回は 9月16日(土)
講師は 「日本宇宙少年団(YAC)相談役、JAXA 元副本部長 斎藤 紀男 先生」です!
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